アトピー性皮膚炎とアレルギー

アトピー性皮膚炎は、外部から体内に異物が進入してくることを防ぎ体を守ろうとする免疫機能が過剰に反応した状態です。
つまり、本来免疫機能は体にとって有害な物質に対して起こる反応ですが、アトピー性皮膚炎のようなアレルギー体質では、体にとって無害な物質に対しても異物として認識してしまい免疫反応が起こり、自身の体にも害を与えてしまうのです。

私たちの体には体外に進入してきた異物(=抗原)を感知するするために、免疫グロブリン(=抗体)と呼ばれる蛋白質が存在します。
免疫グロブリンには5つの種類があり、特にアトピー性皮膚炎など私たちの体に害を与える免疫グロブリンはIgEと呼ばれる急性のアレルギー反応を引き起こす免疫グロブリンです。
IgEは、ヒスタミンをはじめとした各種化学伝達物質を持った肥満細胞と結びつき、IgEが抗原結合すると肥満細胞から化学物質が放出されます。
このヒスタミンに代表される化学物質によってかゆみなどのアレルギー反応が引き起こされるのです。
アレルギー体質の方は血液検査をするとこのIgEの数値が高くなっています。

アレルギー反応は遺伝する確率が高く、両親がアレルギー体質であると子供に約50%の確率で遺伝し、片親だけがアレルギー体質だと約30%の確率で遺伝すると言われています。
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